ハイキュー!<短編>
□距離<東峰>
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あとがき
あたしはしばらくしてから学校に向かった
別に‥旭が心配とか思ってないし、なんとなく学校に戻ってきてみただけだし(うん。本当だから、信じて)
体育館に顔を出すとちょうど大地と鉢合わせた
「あ」
「ぎゃ」
「ぎゃってなんだよ」
「別にビックリしただけ、旭…戻ってきた?」
大地は目を見開いた
なんだなんだ?
その後体育館を見て納得したように頷いた
「そういうことか」
「?なに」
「いーや、ただ旭の幼なじみがななさんで良かったなと思ってな」
「意味わかんない」
「まぁ、とにかくありがとう」
体育館に目を向けるとちょうど旭がスパイクを打っていた
ドゴゴン!
…ふぅー
やっといつもの旭に戻ったな
「あれ?もう行く?部活見て帰れば?」
「いい、旭見にきただけだし」
(・・・・・?!!)
「えっ?」
「えっ?!、あ、ちが…あ!あたしお母さんに赤ピーマン買ってきてって言われてたの。今日チンジャオーロスなんだって!!じゃあ大地明日ね!!あ、あたしが来たことは旭には秘密だからね喋ったらシバくからね!?」
じゃ、と足早にその場を後にした
(あたし…なに言ってるんだろ///)
自然にポロッと出た言葉を忘れようとただひたすらに走った