名探偵コナン×テニスの王子様
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名「……部外者?このアホみたいな喧嘩を止めてあげようとしてる貴重な第三者を、部外者扱いしないでくれる?それにね、アンタらここがどこだかわかってんの?客船だよ?豪華客船。他にもいっぱい人が乗ってんの!近所迷惑でしょうがこんなとこで喧嘩してたら!!」
一気に捲し立てた私に少々唖然としていた二人だったが、すぐに私から視線をそらした。
?「うるせぇよ!」
?「僕たちには関係ありません!」
名「…………」
ア・ン・タ・ら・当・事・者!!!!
名「こいつらぁ〜……っ」
?「まぁまぁお三方、落ち着いてください」
……?
いきなり背後からかけられた声に振り返ると、眼鏡をかけた男の子が立っていた。
?「そんなところで喧嘩をしていても、なにも解決しませんよ?落ち着いて話し合いをすべきです」
?「柳生の言うとおりだぜぃ。他の客にも迷惑だっつの。なぁジャッカル」
?「まったくだな」
?「場所を弁えることもできんとは、たるんどる!!」
?「真田、うるさいよ」
?「そちらの女性が喧嘩の仲裁をしていた確率、75%」
名「………………いや、そこは100%でお願いします」
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