プラ
□わかってるって
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「わ、わわわ!」
「正くんどーしたの?」
「竜ちゃん!待ってよ!自分で脱げるから大丈夫だよ!」
「えー。でも正くん、俺が脱がしてあげないと、“俺は、あとから入るから先入ってて”とか言っていつまで経っても脱がないじゃーん。」
「だって!竜ちゃん、俺に絶対、お風呂でなんかするんだもん!」
只今、正くんとお風呂に入る為に、服を無理矢理脱がそうとしている。
が、しかしなかなか脱いでくれない....というより、脱がさせてくれない。
「むー。正くんそんな事言うんだー…。ふーん。そうなんだー。へー。」
「な、なにっ…」
竜太朗は、わざとらしく目をうるうるさせて
「正くん、僕の事嫌いになっちゃったの…?(うるうるうる」←ぶりっこ
…ふっ、さすがに正くんでも俺の可愛さには負けるだろう…
まぁ、これは俺の実力ってもんよ。
「……そんな顔されても、やだーーー!!!」
?????!!!!!!
うっそ。
ありえない。
えー。
やだー。
よし、最終手段だ。
アレをやろう。
「正くん。ちょっとこっち寄ってきて」
「な、なにするの…?」
「何もしないから、おいで」
正くんは、ためらいながらも俺の近くへ寄ってくる。
そして