プラ
□空気を読め!
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「なぁ…ぶっち、キスしていいか?」
「…は?ここ楽屋なんだけど。竜太朗君に迷惑かかるし、嫌だし!」
「え?あ、えと…いいよなぁ?な?竜太朗」
「えっ…えと、あ。いいんじゃないのー?」
いきなり振られて一瞬戸惑った竜太朗だか、すぐに返事をする。そしてえっ、という顔をするぶっち。
「…だってよ。」
明は、もだえるぶっちの肩を掴み、ちゅぅっと深くも浅くもないキスをする。
「んむぅっ!?」
バシッ
「痛ってぇっ」
「何すんだハゲぇ!!!」
てぶっちが怒鳴る。でも全然こわくない。
逆に、可愛い。
恥ずかしさで顔が真っ赤になって目が潤んでる。
「わー。ナカちゃん痛そー(笑)」
「…っ!俺はハゲてねぇっ!」
「ウッセー!ハゲ!おい、お前ケーキ買ってこい!10秒以内になぁ!」
「はぁ?!ケーキ?なんで、いきなりっ」
「お詫びだ、さぁ、はやく買ってこい。セクハラギタリストナカヤマアキラ」