復讐してもいいよね?
□復讐しましょう?
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また、次に目が覚めたのは見知らぬベッドの上だった。
「ここは、」
部屋を見渡して見ると、テーブルがありその上に一枚の手紙が置いてあった。
「?」
ふらつく足でテーブルの前に腰を下ろし手紙を広げる。
そこには、
「由希へ
この部屋は好きに使ってくれ。家賃、光熱費、水道代などはこちらで払う。また、棚の中にはクレジットカードなどが入っている。
これも好きなように使ってくれて構わない。
金はこっちで毎月振り込んでおく。
そしてお前には立海大付属中学校に通っても
らう。制服はクローゼットの中にある。
立海大付属中学校にはあの女も通っている。
これからの生活を楽しめ。俺の電話番号はケ
ータイに登録しておいた。用があるときは連
絡するといい。
これが俺にできる最善のことだ。
それじゃあな。 神より」
神からだった。
にしても、
私のケータイに登録しておいたって…どうや
ってロック解除したんだ?
ん〜まいっか。あ、棚棚、
そして、棚を引くとクレジットカード、通
帳、印鑑、家の鍵があった。
通帳を開いて見てみると、
「…!?」
なんと、5000万円が…いやいや、こんなに中 学生に振り込んじゃっていいのかよ!?
いろいろしていたら時計の針は12時を回って いた。
「そろそろ寝よ」
お風呂に入りベッドにダイブする。
「明日が本番。絵莉に会うのが楽しみだなぁ。」
こんなことを考えながら由希は眠りについた。