リクエスト
□クッキー作り
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ある日の家庭科の授業で、リョーマのクラスは調理実習でお菓子を作っていた。
リョーマのグループは、クッキーである。
数分後、それぞれのグループで完成したお菓子は最後に袋や紙を包装し、飾り付けをした。
リョーマは、包装したお菓子を見て汗を拭う仕草をする。
リョーマ「ふぅー…。(-_-;)ゞ(フゥー」
ツナ「完成したね、リョーマ!!(^▽^)」
同じグループのツナがリョーマに笑顔で微笑みながら言った。
リョーマ「…うん。」
ツナ「ところで、リョーマはこのクッキーを誰にあげるの?(・。・?)」
リョーマ「それは…。」
リョーマの頭の中にある1人の同級生が浮かんだ。
ツナ「やっぱり相手は…。」
そう言いながら、ツナはリョーマ耳に右手で防ぐように耳打ちする。
ツナ「…山本、かな?(^ー^)(ニヤリ」
リョーマ「!!?」
ツナの耳打ちに図星だったらしく、リョーマは頬を少し赤く染め、コクリと頷いた。
リョーマ「…(〃_〃)(コクリッ」
ツナはリョーマの頷きに「やっぱりね…。」と予想していたかのように言った。
リョーマ「…何で、分かったの?(〃-_-〃;)」