長編
□兄妹
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今から10年ほど前のお話
まだ、朱雀が忍者としての修業を始めたばかりのころでございます。
『ねぇ白鷺ー。私本当に兄様の妹なのかな?』
そういって俺に体を預けてくる朱雀
なんでだよ?と問うと、どうやら今日の修業で大ミスをやらかしたらしい。
『だってさ、兄様と違って私そんな簡単な忍術も失敗しちゃうんだよ?』
「るあもで誰は敗失」
そういって返すと、それにさーとまた口を開く
『外見だって全然似てないしさ・・・』
「ろだいないりまんあてんな妹兄なりくっそゃりそ・・・」
なんて言ってやると朱雀はふと思ったようにこんなことを言った
『外見だけみれば私と白鷺の方が本当の兄妹みたいだよね』
「ぁは・・・?」
思わず間抜けな声が出る
それもそうだろう。
いきなり兄妹みたいだ、なんて言われれば
「よだがんへらこど?」
『んー?髪の色とか?』
絶対それだけじゃねぇか・・・
なんて思ったけど言ったら朱雀はふて腐れるだろうから言わないでおこう
「なもかうそ」
『へへへー!お兄ちゃん!なーんてね♪』
次の日から朱雀の髪型が白鷺の髪型と同じようになったのはきっとこれが原因でしょうか、それともただの偶然だったのでしょうか――――
アトガタリ
短編に置こうか悩んだもの←
でも長編の夢主ちゃんの話だから番外編(`・ω・´)
きっと朱雀ちゃんは小さいころ鳳凰との実力の差で一回悩んだと思う
んで、兄様の妹なのにー!!ってなると思う!
そんなとき白鷺に八つ当たり的な((
ちなみに夢主ちゃんの髪型はこれによって白鷺っぽい髪型になったのでした、っていうお話でした!