(三候の魂の頂点黄龍の物語)

□第二話:謎の男と剣
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?『っ…!』

目が覚めたら見知らぬところに寝ていた

劉「あ、起きたか?」

?『!!何者だお前は!』

劉「いやいや!!怪しいもんじゃないよ!」

関「如何なされた劉備殿」

張「あ、起きたのか」

?『誰なんだよお前等…』

劉「俺の名前は劉備」

関「関羽だ」

張「俺様は張飛だぜ!」

?『そう…』

孔「おや?皆さんお集まりのようですね」

趙「起きたのですか?」

?『お前等は?』

孔「私は孔明と申します」

趙「趙雲です」

?『ふーん…』

張「なんだなんだコイツ…さっきから…」

?『?思った事を口に出しているだけだが?』

劉「;;そうだお前の名前は?」

黄『俺は黄洸(きこう)だ』

関「どちらの国から来た?」

黄『知らない』

皆−黄「!!?」

孔「記憶が…ないんですか?」

黄『まぁな…自分の名前以外覚えてない』

趙「如何しましょう劉備殿」

劉「…じゃ、記憶が戻るまで此処にいなよ!」

黄『は?良いのかよ!』

劉「あぁ」

張「くーやっぱり兄貴は良いやつだぜ!お前も感謝しろよ」

黄『あぁ』

孔「そういえば…貴方の剣」

黄『?俺の』

孔「はい、その三つの剣の内一つのオレンジ色の剣、見せてもらえませんか?」

黄『??良いけど、ほい』

孔「ありがとうごz(ビリ)っ!?」

皆「!!?」

趙「今のは」

ドクンドクン

黄「!?この剣…何かに反応している…」

すると劉備の剣も光りだした

劉「!?俺の剣が…」

皆「!??」

張「いったいどういう事だ??」

関「…もしかして黄洸殿の剣は」

孔「その可能性は十分にありますね…」

張「??どういうことだ?」

趙「つまり、黄洸殿の剣は劉備殿と同じ三候の魂を受け継ぐ者の武器かも知れないという事だ」

黄『???』

孔「けど…三候の魂を受け継ぐ剣はすべてそれぞれの処にある…」

張「じゃ何だよこの剣は」

黄『…黄龍伯剣…』

孔「!!?黄龍伯剣!!」

劉「?なんだ黄龍伯剣とは」

孔「黄龍伯剣とは三候の魂の頂点に君臨する者が持っていると言われた神話の剣です」

関「神話だと!?」

趙「じゃ、本当は存在しないと言われたているのですか?」

孔「はい」

張「??だがよ、何でコイツ知ってるんだよ!記憶ないのにさ」

黄『…俺にも解らない』

孔「おそらく微かに覚えていたのでしょう」

黄『…(本当に俺は何者なんだ?この神話の剣を持っているなんて…いったい…)



続く

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