(三候の魂の頂点黄龍の物語)

□第十四話:過去・暗黒
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僕は母と違う世界に旅だつ
だけどその前に事件があった…
そう…母が…

《ご飯探しに行くから、貴方はここでまっていてね》

黄洸「うんわかった!」
そして黄竜は洞窟を出て行った
数時間たっても母が帰ってこなかった…どうしてだろう?
僕は外に出て行った
そしてしばらく歩いてみると村の人と…黄竜が殺されていた

黄洸「嘘…でしょ?」

「いたぞ!あそこだ!」
「つかまえろ!!」
僕は抵抗出来ずそのまま村の人たちに連れて行かれた
母の亡骸を見ながら…

そして夜
儀式がおこなわれることになった、どういう儀式かわからないけど…僕は怖い…

怖い

怖い
怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い
怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い
怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い
怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い
怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い

コ ワ イ

儀式の台座の上で僕は…涙を流した…

《村の奴らが憎いか?》
ニクイ
《なら奴らを殺そう》
コロス?
《母を殺した奴らを》
ヤツラヲ…

《「コロス!!」》

あの時のことは覚えていなかった
しかし死臭がするのは覚えている
気がつくと村の人たちは全滅してしまってる
僕が殺した?僕が…

黄洸「うああああああああああああああああああああああああアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!」

そして僕はふらふらと村の村長の家の中に入ってあるものを見つけた
黄竜の力にかんしてだった
黄竜の力はこの世界をいのままにできるような力だった
善や悪にも使える
その力を黄竜は持っている恐ろしい…

僕がいなかったらよかったのかな?僕が…

−違うわ−
黄洸「母?」
−私にとっては貴方は大切な宝、どんなことをしても貴方を救いたい…でも、もう私はここにはいないわ…ごめんね…−
黄洸「母は悪くないよ!」
−…ありがとう…優しい子ね…−
黄洸「でも僕は…村の人たちを殺してしまった…それは変わらない事実…」
ーそれは貴方の中の暗黒の力のせいね…−
黄洸「暗黒?」
ーそうよ、貴方に限んないで私にもある暗黒の力ー
黄洸「僕は…どうしたらいいの?村の人たちを…」
−…罪滅ぼしをしたいのね…−
黄洸「…うん」
−なら貴方が正しいと思ったことをやればいいのよ−
黄洸「正しいこと?」
−そうよ−
黄洸「…わかった、僕やってみる!」
そういって黄洸ははしり再び台座の上に立ちあの器を取り出し
黄洸「僕は、正しい人にこの世界の明日のために力を与える!善の人に正しいやり方で!」
どんどん黄洸は器の中に入っていく

《なら俺は悪の力を!》

黄洸「お前は!?」

《俺の名は…黒闇!》

黄洸「!?」
そして”二つの魂”は”玉璽”となった

続く

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