BテニプリL
□実らない恋
1ページ/2ページ
俺は、光が好き。
光は、白石に思いをよせとる。
その白石は、千歳が好き……
千歳は…………
ーーーーーーーーーーーーーー
光が白石のことを好きっちゅうんは、知っとった。それにイラついとる自分の心にも……
白石んこと話す光の笑顔が幸せそうで…
白石が千歳と話すとこ見て、少し悲しそうにする。
そんな光に白石は優しく接する。
ホンマに…
ホンマに辛いやろな……
俺は、光の相談相手。
いつもみたいに、話した後……
光「無理やと思うけど、告白してきますわ。」
謙「え?」
いきなりすぎてビックリ。
どきっとした。
光「ケジメつけに行ってきます」
謙「…なんで、光は自分から傷つきに行くん?」
馬鹿みたいやけど、聞きたかった。聞かなあかんと思った。
光「動かんかったら、何も変わらん……傷つかな、、、動けもせんからっすわ。」
作った笑顔。
「ほな、行ってきます。」と短く行った光を俺はただただ見ているだけだった。