BテニプリL

□実らない恋
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俺は、光が好き。

光は、白石に思いをよせとる。

その白石は、千歳が好き……

千歳は…………



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光が白石のことを好きっちゅうんは、知っとった。それにイラついとる自分の心にも……

白石んこと話す光の笑顔が幸せそうで…
白石が千歳と話すとこ見て、少し悲しそうにする。

そんな光に白石は優しく接する。
ホンマに…
ホンマに辛いやろな……




俺は、光の相談相手。
いつもみたいに、話した後……



光「無理やと思うけど、告白してきますわ。」

謙「え?」


いきなりすぎてビックリ。
どきっとした。

光「ケジメつけに行ってきます」

謙「…なんで、光は自分から傷つきに行くん?」

馬鹿みたいやけど、聞きたかった。聞かなあかんと思った。


光「動かんかったら、何も変わらん……傷つかな、、、動けもせんからっすわ。」


作った笑顔。

「ほな、行ってきます。」と短く行った光を俺はただただ見ているだけだった。
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