BテニプリL
□千蔵 嫌いだから
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「白石ーー!」
「わいな?わいな?」と嬉しそうに話す金ちゃん。
一緒に笑うけど、笑ったふり……
やって、内容が『千歳』やから。
みんなして、千歳千歳…あの影の薄い健二郎でさえ千歳の話し。
ふらふらして帰ってこんやの、昼寝したまま起きへんやの、授業サボるやの、、、
ホンマ……
「何やっとんねん…」
こぼれた言葉に金ちゃんは、ビックリしていた。
白「なん?俺、変なこと言うた?」
金「いや白石なぁ、声はめっちゃ怒っとる感じやったんやけど、顏は嬉しそうやったから……」
白「……ふふっ。そんなことないよw」
何やっとんって言われるんは、自分の方やな……
貯めとる言葉が、、、
感情が、、、
抑えれん。
白「金ちゃん。今日、部活休むわ。千歳を探してくるから……堪忍な?」
金「えぇ〜!白石が居らんとつまらんやんか!千歳はわいが見つけたるから、打とーやー。」
白「だーめ。こういうんは、部長がやらなあかん仕事やねん。金ちゃんは、ええこやから分かるやろ?」
金「……分かった。そ、そんかわり、明日の朝練早よ来てや!」
白「ん。約束や。」
金ちゃんを納得させ、頭を撫でた。
……ほな行こか。