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□Morning
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食パンを焼き、サラダを机に運ぶ。


「おっと」


鯖を忘れていた。置き忘れていた鯖も机へ運ぶ。準備が整い、私はお風呂場へと向かった。


「ハルー、朝ごはんできたよ」


ハルは水着を着てるから容赦なく風呂場のドアを開ける。ハルは渋々立ち、浴槽を跨ぐ。


「はい、タオル・・・キャッ!」


あろうことか風呂場で滑ってしまい、ハルの胸に飛び込んでしまった。タオルはひらりと落ちる。うんハルも受け止めてくれたおかげで怪我ひとつしなかった。


「大丈夫か?」


「う、うん!ありがと」


ハルの心臓の音が聞こえる。だんだん鼓動がはやくなってる気がした。
ハルの身体からいい匂いがする。

ずっとこのままでいたい。


家が近所というのもあるけど私もハルも一人暮らしだから、たまに家に遊びに来る。朝ごはん持ってきたり、一緒に食べたり。学校が一緒になってからは、2人の時間が多くなった。

ハルは、私のことをどういう風に思ってんだろう。迷惑かけてないかな?こういうことをハルには聞いたことない。聞いちゃおうかな?

朝ごはんを食べ終わり、玄関で靴を履いているとき私は勇気をだして聞いてみることにした。


「ハル私のことどう思ってる?」


「頼りになる。」


「本当ッ!?」


「・・・あぁ」


嬉しいな〜♪ちょっと照れくさそうに言うハルがまた可愛らしい。多分今の自分、相当ニヤけてる。


「それに、鯖は大事な人だから」


・・・大事な人、だとっ!?
えっと、ええと

戸惑いを隠せず動揺していたら、右手にハルの手が触れ一気に熱が込上がる。


「行くぞ」


まだ分からないことだらけ。
でもハルが好きっていう気持ちは誰にも負けない。

ハルとずっと一緒にいたい。


神様、この願いは叶いますか?
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