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□もどかしい距離
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俺が家に帰ると幼馴染みのゆめかがベッドを占領して携帯をいじっていた。



「おかえりー。龍。」

「なんでお前いんだよ」

「龍なんかあったでしょ?」


なんなんだ。こいつ。話しが成り立たねー。


「あたしには分かる。何年龍の事見てきたと思ってんの。洗いざらはいてもらうからね。」



と言われ今さら隠し事なんて仲じゃないから最近の事を全部話すとゆめかは満面の笑みで



「つまり龍は拓の事が好きなんだ。恋愛感情で」


「はぁ!?んなわけあるかよ。てか何でお前、水沢の事名前で呼んでんだよ。」


「それは秘密♪(/ω\*)」

なんだよ!………俺の気持ちか…。俺の気持ちは


「龍、自分の気持ちに気付いた?」


「おう。ありがとな。ゆめか。」


「えー。龍がお礼とかキモい」


「もう帰れ。」


「はい。はい。じゃーねー。」


幼馴染みも良いもんだな。なんてらしくねぇ事思った。
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