ポケットモンスターAW

□プロローグ
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「ルカリオ!波動弾でフィニッシュだ!」
「くっ…」
流石の俺のブラッキー、ミッドでも効果は抜群。攻撃に耐えられなかった。
「ブラッキー、戦闘不能!よって、チャンピオン、キョウヘイの勝ち!」

「ミッド…よくやってくれた。ありがとう。さぁ、ゆっくり休んでくれ…」
俺はミッドをモンスターボールにしまう。
「ありがとうございました。キョウヘイさん。完敗です。」
俺は、スッキリとした顔で言った
「いやいや、あくまでチャンピオンとしての役目を果たしたまでだよ。しかし、僕も危なかったよ。こんなに楽しいバトルは久しぶりだ。こちらこそ、ありがとうな」
と、キョウヘイさんは爽やかに答える。
ほんとにいい戦いだった。
負けたのは悔しいかもしれない。
だが、ここまで楽しいバトルは、俺も初めてだった。
全力を出し切った。悔いはない。

バッジを8つ手に入れた俺はチャンピオンリーグに挑戦した。そして、今に至る。やっぱり、キョウヘイさんは強かった…。
しかし、これで俺の旅も終わりだ。目的は果たした。
チャンピオンと戦う。それが俺の旅の最終目標だった。
それをクリアした今、旅をする理由をなくしたわけだ。俺は旅を辞め、どこかでのんびり暮らすことを決めた。さて…どこにしようかな…。あ、あそこにしよう。

そんなこんなでいくらか月日は経ち、ライモンシティに辿り着いた。ここは娯楽の街。身を置くには丁度いいと判断したのだ。
しばらく歩くと、見覚えがある影が…。
「ふぅ〜…。ん?あれは…」
随分大きくはなってはいたが、まちがいないだろう幼馴染のルミナだ…。しかし、どうして彼女がここに?.......................................。

ライモンシティで突如出会ったのは、まさかの幼馴染だった。
そして、俺は数奇な運命に導かれるかのように…奴らと戦うことになっていった。彼女との再開をもってして。
これは、そんな俺の
「天使を守る戦い」の物語…
いざ、開戦

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