亜空の使者 〜知られざる新たな物語〜

□第9章 遺跡への道・洞窟 〜リュカの決断 デデデの策略〜
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その頃、デデデ城ではデデデがマリオ、ネス、ルイージのフィギュアを並べていた。


デデデ「取り敢えずは及第点ゾイ。後はこれを付ければいいだけゾイ」


そう言って、デデデは腕から自分の顔をかたどったブローチを出す。そして、ルイージの鼻、ネスの胸に付けるが、マリオの分が無い。


デデデ「あっ。予備の準備を忘れたゾイ。…………仕方ない」


少し悩んだが、自分の胸に付けてたブローチをマリオの腹に付ける。


デデデ「これもこの世界を救うためゾイ……。お前達、後は頼むゾイ」


その直後、大きな揺れを感じた。


デデデ「な、何が起きているゾイ……………ゾイッ!?」


すると天井が落ちてきて、デデデの頭に直撃。デデデは目を回して気絶した。

揺れが収まった後、クッパが部下を率いて降りてきた。


クッパ「ここにフィギュアがあるはずだ!くまなく探せ!」
クッパの部下達「了解しました!」


手分けをして探すが……


クリボー「クッパ様!見つかりません!」
ノコノコ「こちらにもありません!」
パタパタ「こっちもです!」
クッパ「ぬぅ……。どうやらフィギュアはないようだな……」


そこにクッパJr.達が戻って来る。


Jr.「お父さん!」
クッパ「Jr.!どうだ?何か収穫はあったか?」
Jr.「うん!ホラ!」


そう言って、デイジーのフィギュアを見せる。


クッパ「ほぅ。デイジーのフィギュアか。これは嬉しい誤算だったな」
Jr.「1回しか使えない小型のダークキャノンだったけど、効果は十分だったよ!」
ブロス「近くにもルイージがいたのですが……。デイジーによって逃がされました」
クッパ「仕方あるまい。取り敢えず、引き上げるぞ!」
クッパの部下達「ははー!」


クッパ軍団が撤退した直後、ドクター達もデデデ城にたどり着いた。


ドクター「これは……」
カービィ「酷い有様だね……」
リンク「ゼルダは何処に……」


8人も城の中を探したが、フィギュアは見つからなかった。
よく見ると、奥の壁が崩れていて、穴が出来ていた。


ピット「あそこに穴がありますよ」
ジョー「とにかく行ってみるか……」


8人は穴の中に入っていった。











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