亜空の使者 〜知られざる新たな物語〜
□第14章 エインシャント遺跡外部 〜王者の復活と2人のキャプテン〜
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ロボットやその他のモンスターを倒しながら、2人は進む。
ファルコン「オリマーは何でここに来たんだ?」
オリマー「実は……私の乗っていた宇宙船が壊れて、ここに不時着してしまったんです。ファルコンさんは?」
ファルコン「俺はあの島について調べる為さ」
ファルコンは遠くにある島を指差す。
ファルコン「あそこで爆弾を作っているという噂を聞いてな。確認しようと思ってここに来たら、お前達を見つけたわけさ」
オリマー「成る程……ん?」
ファルコン「どうした?」
オリマー「何かが飛んでます」
2人の目にドンキーのフィギュアを乗せたプレートが見えた。更にそれを追う、2機の戦闘機も確認出来た。
その戦闘機は、ファルコとディディーが乗っているアーウィンと、ウルフとラグラージが乗っているウルフェンである。
ファルコ「後は出来るな、ディディー?」
ディディー「うん!大丈夫!」
ファルコ「よし、行け!」
ウルフ「俺様が付き合うのはここまでだ!」
ラグラージ「これだけ来れば十分だ!」
ウルフ「フン!さっさと行け!」
アーウィンとウルフェンのガラスが開き、ディディーとラグラージが出る。
ディディーはバレルジェットで浮いて……
ディディー「くらえ!ピーナッツ・ポップガン!」
ピーナッツ・ポップガンを連射。モンスターを落とす。しかし、僅かに落としきれなかった。
ラグラージ「じしん!」
そこをラグラージがプレートを揺らし、残ったモンスターと新たに乗ってきたモンスターを纏めて落とした。
その様子を上から見ていたオリマーとファルコン。
ファルコン「成る程。彼らは捕らえられたあいつを助けようとしたのだな」
オリマー「そうみたいですね……」
ファルコン「よし!」
ファルコンがオリマーを掴む。
オリマー「え!ちょっ、まっ!」
ファルコン「俺達も行くぞ!」
オリマー「ええぇぇぇ!?」
そして崖からプレートに目がけて飛び降りた。
ファルコン「イヤッフ〜〜〜〜!」
オリマー「ギャアァァァァァァ!?」
ファルコンは楽しさの、オリマーは恐怖の叫び声を上げながら……。
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