亜空の使者 〜知られざる新たな物語〜

□第2章 天空界・雲海 〜医者の決意 新たな邂逅〜
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カービィ達が空中スタジアムから飛び立ったころ、天空界では…………


ピット「あ!スタジアムが呑み込まれた!?」


ピットもスタジアムが呑み込まれるのを見た。


パルテナ「ピット。モニターで見た通り、やはり亜空軍と呼ばれる軍勢が動き出しています」
ピット「空中スタジアムのみに留まらず……ですか?」
パルテナ「ええ。これを放置すれば、いずれ地上は滅び、天空界も危機にさらさされる可能性もあります。そこで、あなたにこれを……」


パルテナがそう言うと、ピットの手に神器が現れた。


ピット「パルテナ様……これは、パルテナの神弓?」
パルテナ「あなたには、地上の世界を救って欲しいのです。…………頼まれてくれますか?」
ピット「はい!もちろんです!」
パルテナ「その返事を聞いて安心しました。この天空界を救ったあなたならば、必ず成し遂げられると信じています」
ピット「ありがとうございます!それでは……


行って来ます、パルテナ様!」

パルテナ「ええ。


いってらっしゃい、ピット!」


パルテナが言い終わると同時にピットは地上に向かって行った。ピットは飛べないので、滑空しつつ高度を下げていく。そして、ある程度下がった所で……


ピット「まだまだ、地上ではないようだ。……ん?」


そこでピットは戦艦ハルバードを目にする。


ピット「あれは……確か、スタジアムを襲った艦隊!やっぱり、天空界も陥れようと!」


ピットの真上に来たハルバードは、紫色の物体を落としつつ去っていった。紫色の物体からは、スタジアムに現れたのとほぼ同じモンスターが現れた。


ピット「よし、来い!パルテナ親衛隊隊長の力を見せてやる!」


そう言いつつ、ピットはモンスターに立ち向かう。特に苦戦もせず、早々に周辺の敵を倒した。

その後もいろいろモンスターをいなしつつ進んでいく。こうしてある程度進んだ……


ピット「やっぱり、弱い敵ばかりじゃないよね……。」


そう言って、ピットは周辺を見回す。すると、少し離れた所にフィギュアが落ちていた。


ピット「あれは……フィギュアかな?何でこんな所に……。!?」


フィギュアに近づき、すぐにそれを戻す。


ドクター「グッ……。こ、ここは……?」
ピット「(外傷は無さそうだね……)大丈夫ですか?」
ドクター「な!?て、天使!?」


ドクターはピットを見て、ひっくり返りそうになったが、なんとか留まった。











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