亜空の使者 〜知られざる新たな物語〜
□第3章 ジャングル・平地 〜クッパ動く 追撃、エインシャント卿〜
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とあるジャングル。いろいろな動植物が生息しているこの地では………
「ウッホーーー!!!」
野太い鳴き声が響いていた。声の主は、どうやら何かを追っているようだ。
「他人の食料を勝手に奪うなーーー!」
そう言いつつジャングルから出てきたのは、1匹の大きなゴリラ。少し見渡すと、崖の下に大量のバナナを積んでいる乗り物を発見した。
「あれか!よし、行くぞ!」
しかし、後ろに付いていた大砲から、黒い物体が3発放たれた。
「キラーだと!?あんなものを備えていたのか!?」
すかさず防御体勢に入る。
すると後ろから……
「オイラに任せて!ピーナッツ・ポップガン!」
一匹の小猿が現れた。彼はピーナッツ・ポップガンでキラーを撃退。逃れた一体もすかさず落とした。
「流石ディディーだ!」
「えへへ。それほどでもないよ」
大きなゴリラはドンキーコング。ジャングルの王者である。
小猿はディディーコング。ドンキー一番の相棒である。
ディディー「さあ、バナナを取り返しに行こうよ!」
ドンキー「もちろんだ!行くぞ!」
そう言って崖から飛び降りる2匹。落ちているバナナを頼りに、敵を蹴散らしつつ全速力で追う。
ドンキー「……にしても珍しくないか?」
ディディー「やっぱり思った?いつもはクレムリン軍団がバナナを奪うのに……」
ドンキー「今回は、クリボーとかノコノコとかいった奴らだな……」
ディディー「…………まさかバナナを盗んだ張本人って…………」
ドンキー「……あいつがバナナを食いまくるとは思えん」
ディディー「そ、そうだよね。気のせいだよね」
その後も、パタパタやハンマーブロスといった敵を撃退しようやく……
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