亜空の使者 〜知られざる新たな物語〜

□第7章 森・研究施設 〜あり得ない邂逅 捜索、パワードスーツ〜
1ページ/6ページ



鬱蒼とした森。ここを歩いている緑の帽子と服を身に付けた青年がいた。


「ここの森に来るの久々だな……」


青年の目の先には退魔剣である、マスターソードがあった。
青年が剣の柄を握ると手の甲にトライフォースが輝く。青年はそれをゆっくり引き抜き、上に掲げる。


「また、この剣を使う日が来るとは思わなかったな……」


マスターソードを鞘に納めて、青年は先に進む。
しばらく歩くと……



「何かいる……」


緑色の恐竜が眠っていた。


(取り敢えず起こす必要はないな……)


そう判断した青年は、素通りしようとした。
しかし、空が急に赤くなり、戦艦ハルバードが現れた。


「これは一体……?」


ハルバードからは影虫が落ちてきてモンスターを形成する。


「敵か?ならば容赦はしない!」


青年はマスターソードを抜く。と同時に緑色の恐竜が目覚めた。


「ふあぁぁぁ。うるさいなぁ」
「お前、目覚めたのか?」
「……君は誰?」
「……随分呑気だな……」


そんな会話を交わしている2人に嫌気が差したのか、モンスター達は一斉に攻撃を仕掛けた。


「話は後だ!まずはこいつらを倒すぞ!」
「りょうか〜い。スマッシュずつき!」
「二段スマッシュ斬り!」


モンスターの数はそれほど多くなかったので、2人はあっという間に敵を全滅させた。


「俺はリンク。お前は?」
「僕はヨッシー。こう見えて、れっきとしたドラゴンだよ!」
リンク「……マジで!?トカゲだと思った……」
ヨッシー「やっぱり、最初に会う人にはトカゲって思われるんだ〜〜(泣)」
リンク「ちょっ、泣くな!」


リンクはヨッシーを宥めつつ先へ進む。
すると……












.
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ