亜空の使者 〜知られざる新たな物語〜

□第10章 遺跡 〜二匹の救出と迷える風船〜
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遺跡に突入したリュカとレッドは、フシギソウとリザードンとネスを探していた。


レッド「!あれは!」
リュカ「フィギュアだ!」


2人はフィギュアを見つける。フィギュアになっていたのはフシギソウだった。


レッド「フシギソウ!」


レッドはボールを出し、フシギソウを戻した。改めて出してみると、フシギソウは元に戻っていた。


フシギソウ「ソウ……ソーウ!」
レッド「よかった。無事だったんだね……」


飛び付くフシギソウをレッドは優しく抱き締める。その時、リュカは何かを見つけた。


リュカ「あれ……?何か丸いピンクが見えた気がしたな……」
レッド「どうしたのリュカ君?」
リュカ「いや、丸いピンクの生き物が見えたんだ」
レッド「丸いピンク……?」
リュカ「もしかしたら僕の気のせいだとも思うけど……」
レッド「とにかく奥に行ってみよう!」


レッドはフシギソウを戻し、リュカと共に奥に進む。

後ろにピンクの生き物が付いて来ているとは知らずに……




遺跡の深部まで来た2人。そこで……


リュカ「レッドさん、あれは!」
レッド「うん!やっと見つけたよ!リザードン!」


リザードンがいた。フシギソウと違って、フィギュアにはなっていない。
しかし様子がおかしいようだ。


リザードン「グオォォォ!」
リュカ「待って、なんかおかしい!」
レッド「え!?」


リュカの言う通り、リザードンは辺りに炎を撒き散らして、所狭しと飛び回っていた。


レッド「リザードン!?どうしたんだ!?」
リュカ「もしかしたらリザードンは操られているかもしれないよ!」
レッド「…………!仕方ないね……」


レッドはゼニガメを出す。


レッド「ゼニガメ!ポケモンバトルでリザードンの心を鎮めよう!」
ゼニガメ「ゼニゼニ〜!」
レッド「リュカ君は下がってて」
リュカ「あ、はい」


レッドとゼニガメは臨戦体勢に入る。リザードンも炎を上に出し、威嚇をした。











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