亜空の使者 〜知られざる新たな物語〜

□第11章 荒野・遺跡最深部 〜VSガレオム エインシャント卿の苦悩〜
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その頃、荒野を疾走するひとつの戦車があった。


「コチラ、ガレオム。モウスグ遺跡ニタドリツク」


戦車はガレオムというらしい。ガレオムは何者かと連絡を取っていた。

それを高台から見る4人の剣士がいた。


マルス「あれは一体……」
メタナイト「亜空軍に関係があるのかもしれないな」
ロイ「あんな物騒な乗り物なんか、見たことないぜ」
マルス「でも……。もしかしたら、ただ走っているだけかもしれないよ?」
アイク「それはないだろ。とはいえ確認する必要はあるな」


そう言って、アイクは高台から飛び降りる。


ロイ「待てよ、アイク!」
メタナイト「ふぅ。私も行かなければならないな」


ロイとメタナイトも高台から飛び降りる。


マルス「やれやれ。血気盛んだね……」


マルスも軽く頭を掻きつつ、3人に続いて飛び降りた。

しばらく走って、4人が戦車に追いついた。


ガレオム「敵反応、確認。敵反応、確認。予定変更。戦闘体勢ニ入ル」

アイク「……喋るのか?」
ロイ「すげぇ……」
マルス「感心している場合じゃないよ!」


するとガレオムは手足を出し、戦闘体勢に入った。


メタナイト「これ以上無駄話をするな!くるぞ!」

ガレオム「クタバレ!」


ガレオムは足を上げて4人を潰そうとする。


マルス「大振りの攻撃だね」
メタナイト「遅いな」


4人は難なくかわす。するとガレオムは大ジャンプをした。しかし4人はこれもかわす。


アイク「叩き割り!」
ロイ「フレイムソード!」


2人の攻撃が入るが……


ガレオム「コザカシイ!」


それほどダメージは入っておらず、逆に2人を殴り飛ばそうとする。


アイク「甘い!」
ロイ「そこっ!」


そこをカウンターした。ガレオムにかなりのダメージが入る。


ガレオム「グオォォォ!」

メタナイト「シャトルループ!」
マルス「ドラゴンキラー!」


メタナイトとマルスの攻撃も入る。その後も4人の怒涛の攻めでガレオムは倒れた。


ロイ「やったか!?」
マルス「多分ね」
アイク「攻撃は強力だが、防御は薄かったみたいだな」


しかし……


ガレオム「オノレ……!ココハ当初ノ目的ヲ優先サセル!」


何と立ち上がり、遺跡の方に向かって飛び上がったのだ。しかしそこの地面が脆かったのか、それとも降りた衝撃が大きかったのか、ガレオムは落ちていった。











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