亜空の使者 〜知られざる新たな物語〜

□第15章 氷山・渓谷 〜波導ポケモンと遺伝子ポケモン 新たな合流〜
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遺跡にて新たな合流を果たしたメタナイト達とリュカ達は、ハルバードを追っていた。


リュカ「……成る程。メタナイトさん達はあの艦隊を追っていたんだね」
メタナイト「ああ。出来れば次の行動をする前に取り戻したいのだが……」


すると空が赤くなり、上空に戦艦ハルバードが現れた。


ロイ「おい、メタナイト!あれがお前の艦隊か!?」
メタナイト「間違いない!あれだ!」
レッド「でも、何かと撃ち合っているよ!」


レッドの言う通りハルバードはグレートフォックスとの銃撃戦を行っていた。


アイク「流石にまずくないか?」
メタナイト「奪回の前にハルバードが撃墜されたら元も子もない!私は先に行くぞ!」
マルス「ちょっと、メタナイト!?」
プリン「待つプリ!」


メタナイトはハルバードを追って、1人氷山に行ってしまった。


マルス「行っちゃった……」
レッド「……取り敢えずメタナイトさんが戻って来るまで待とう」
リュカ「うん」





1人ハルバードを目指して氷山を登っているメタナイト。


メタナイト「まずいな……。早くしないとハルバードにも、あの母艦にも被害が出る……」


そう言って更に登っていく。すると2人の子供が氷山を登っているのが見えた。

「ようし、順調だね!」
「ええ。頂上まで後半分よ!頑張りましょう!」

メタナイト(子供か?とはいえ関わっている暇もないな)


そう判断し、スピードを揚げ、再び氷山を登り始める。


メタナイト「すまない。先を急いでいるのでな」


メタナイトは2人を抜かしていく。それを見た2人は少しムッとした。


「ムム!山登りで僕達に勝とうだなんて!そんなことさせないよ!行こう、ナナ!」
「もちろんよ、ポポ!」


2人もスピードを上げて、氷山を登っていった。












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