亜空の使者 〜知られざる新たな物語〜
□第1章 空中スタジアム 〜謎の集団 亜空軍〜
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戦艦ハルバードが出てくる直前、観客席に白い白衣を来た人物がいた。
「マリオが勝ったか……。フフフ……、弟の奴、私が見ない間にここまで強くなったのだな」
そう言って、他の観客同様にスタジアムから出ようとした。しかし………
「ん?何だ、この雰囲気は?そして、あの戦艦は?」
彼は、戦艦ハルバードから、何やら紫色の物体が落ちてくるのが見えた。
刹那、彼はスタジアムに向かって、跳んでいた。
落ちてきた紫色の物体は、勿論、マリオ達も確認できた。
その物体は、地面に付くと同時に、モンスターへと変化した。
マリオ「よく分からないが、やるしかないようだな!」
カービィ「うん!分かったよ!」
観客席からピーチとゼルダも来た。
ピーチ「私達も加勢するわ!」
ゼルダ「はい!」
マリオ「ピーチ、ゼルダ!よし、行くぞ!」
3人「うん(ええ)!」
こうして4人はモンスター達に向かう。しかし、モンスターはそれほど強くないが、増殖が激しく、ジリ貧になっている。
カービィ「後、どれ位いるの〜〜?」
ゼルダ「流石に疲れてきました……」
ピーチ「どこかに無限土管みたいのがあるのかしら……?」
マリオ「クソッ!多すぎる……!」
その時、マリオに向かって十体ほどのモンスターが同時に襲い掛かる。
マリオ「しまった……!」
カービィ「マリオ!」
その瞬間、何者かが来た。
「ドクタートルネード!」
襲い掛かってきたモンスターがまとめて飛ばされた。
マリオとピーチは助けてくれた人物に見覚えがあった。
マリオ「あ、あ、兄貴!?」
ピーチ「あなた、もしかしてドクターマリオ!?」
マリオの兄で医者である、ドクターマリオ、通称ドクターだ。
マリオ「兄貴が何でここに……?」
ドクター「何でって、お前の試合を見に来ただけだが?」
ピーチ「ドクター、あなたも一緒に戦って!私達だけじゃ、キリがないの……」
ドクター「……まあ、乗り掛かった船、というものだな………。分かりました、手伝いましょう」
カービィ「ありがとう!」
ゼルダ「ありがとうございます!」
ドクター「礼を言うなら、こいつらを蹴散らした後にしてくれ」
ドクターが加わったことにより、モンスターを倒す速度が極めて上昇した。そして、5分もたたない内に……
マリオ「ファイア掌低!」
カービィ「ハンマー!」
ピーチ「オルゴールダンス!」
ゼルダ「稲妻キック!」
ドクター「ダブルキック!」
モンスターは全滅した。
しかし、空は一向に戻る様子もない。
カービィ「ハルバード……。メタナイトがこんな奴らに手を貸すとは思えないけど……」
マリオ「メタナイト?」
カービィ「僕の友達で、あのハルバードの所有者だよ。でも、メタナイトはこんな酷いことしないよ!」
そういった直後……
ピーチ「きゃあぁぁぁ!」
ゼルダ「な、何ですの!?」
ピーチとゼルダが食虫植物のような物に捕まっていた。
マリオ「こいつは……」
ドクター「ボスパックン……!」
マリオ「何で奴がここに!?…………!まさか……!?」
カービィ「と、取り敢えず2人を助けないと!」
ドクター「あ、ああ!」
マリオ「……そうだな。よし、俺はピーチを助ける!兄貴とカービィはゼルダを頼む!」
カービィ「オーケー!」
ドクター「了解した!」
そう言って、3人はボスパックンに向かって駆け出した。
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