亜空の使者 〜知られざる新たな物語〜

□第2章 天空界・雲海 〜医者の決意 新たな邂逅〜
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ピット「僕はピット。天空界に住む天使です」
ドクター「そうか……。やはり私はあの砲弾の直撃を受けて死んだのだな……」
ピット「死んでませんよ!フィギュア化はしてたけど、死んではいません!」


落胆するドクターをピットは宥める。


ドクター「済まない……。少し取り乱したようだ」
ピット「落ち着いてよかったです、ドクターさん」
ドクター「ああ………って、え!?」
ピット「どうしたんですか?」
ドクター「どうして私の名前を知っている!?まだ一言も言ってないぞ!?」
ピット「……実は……天空界のモニターから乱闘を観戦していたんです。もちろん、その後の事も……」


ピットの表情が暗くなる。ドクターはただならぬ事が起きたと察知した。


ドクター「私が飛ばされてから……一体何があったんだ?」
ピット「単刀直入に言うと、カービィさん、ピーチさん、ゼルダさんは逃げ出せました。しかし、マリオさんは……」
ドクター「マ、マリオは……!?」
ピット「マリオさんは………亜空軍の一員だと名乗る2人によってフィギュアにされ、そして連れ去られました………」
ドクター「な……に……!?」
ピット「そして、時限爆弾によって、スタジアムは黒い空間に呑み込まれたんです……」
ドクター「………………!」


ピットから聞かされた話は、ドクターの予想を遥かに絶するものだった。


ピット「今の地上は危機にさらされています!お願いです!力を貸してください!」
ドクター「……ああ。もちろんだ!私も共に行こう!」


こうして、ドクターとピットは共に行動をすることになった。


ドクター(例え、亜空軍がどれほど強大であろうとも…………、大切な弟は……私が助けだす!)












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