メモ2
□子守唄
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【次の日の稽古前】
「おはよ、みつる。」
私は、廊下でみつるに声をかけると、みつるは、私を二度見した。
「おはよござっ…!!?どうしたんですか?!まゆさん、その首の跡!」
「ちょっとな…」
そりゃ、そうだろう…。
私の首…だけじゃない、身体中にえりたんの痕があるのだから。
「…壮さんですか?」
みつるは、笑うのを通り越して、呆れた顔で聞いてきた。
「まぁな…」
本当にまったく、1時間も朝早いんはこのためだったんか!
やられた…ガキんちょえりたんに…
なんて思いながら私が、笑っていうと、みつるも顔をひきつらせならがら笑って言う。
「壮さんが組かえされても、大変ですね(汗)」
「ほんと〜に」
私は、大きく頷きながらも、彼女が私を愛してくれてるという思いを感じていた。