メモ2*4

□いかんのか?
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ゆうひさんはちょっと自分勝手だ。


私がいるのに、ソファで本ばかり読むんだ。



「なぁ、ゆうひさん、あそんで〜」


甘えたように言ったら、真顔で本から顔をあげて


「…なんで?」


なんて言われた。


「なんでって……もうええわっ!」


私はちょっとカチンときて、立ち上がると



「待った。どこいくの?」





「冷蔵庫あさりに。」

私がふりかえってそう呟くと、



「野獣か!」


っと突っ込まれた。



「うっさいなぁ〜、ゆうひさんが遊んでくれへんからやろっ!いかんのか!」


私が、拗ねたように言うと

「いかんわ。」と言い返された。
だから、すかさず


「なんでやねん!」と突っ込めば



「だって、こうやって隣に恋人がいるときに本読むのが私の幸せなんだもん。」

っとさらりと言われてしまう。

私は、ちょっと焦りながら怒る。


「…っ//そ、そんな、自分勝手な。」


「でもさ…」

すると、ゆうひさんがそこまでいいかけたので、首をかしげた。


「ん?」


「気がかわった。」


ゆうひさんが、そう呟いたかと思うと腕を掴まれて引っ張られ、
私はソファに組み敷かれてしまった。



「へ?わあっ…//」




すると、ゆうひさんはニヤリと笑って耳元でささやいた。

「遊んであげる」


「…っ//」
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