メモ2*4
□もふもふしながらポッキー?ゲーム?
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久しぶりに彼女の方からのメールだった。
"はやく帰ってきてください"
なんて言うから、急いで彼女のところに車を飛ばした。
持っていた鍵で部屋をあける。
ガチャ。
足早に靴を脱いで部屋の扉をひらいた。
「まっつ!!」
…。
私がそのときみた光景に、
なにも言えなくなって目をぱちくりさせた。
「……?」
彼女は、ふっとい太巻きを口につっこんで、口一杯になりながらもぐもぐ…
いや…もふもふというべきか……。
そんな状態のまま私のほうに振り替えって、ぴよっとした顔で首をかしげた。
「…………。………//」
なんとも言えないその可愛さに私の顔は一瞬ゆるんだ。
そしてそれと同時にわたしのいたずらっ子の本能が顔をだした。
「きたで?まっつ〜、おかえりの挨拶してくれへん?」
私はニヤリとしながら、彼女に話しかけたが、彼女はもふもふしながら、首を横にふった。
「なんでやねん、ほんなら、私かえろかなぁ〜」
私が、出ていこうとしたら、彼女が私の服の裾をつかんで、私を見つめて、また首を横にブンブンふった。
「いかないでほしぃん?ほんなら、なんか聞いてもらわなな〜、一人でこんな美味しいもん食べてるんやもんな。」
私は、またニヤッとして彼女の手を掴んでいったら、彼女はまだ口をもふもふし続けて、目を泳がせた。
すると真っ赤になって、彼女が恵方巻きの端を指でツンツンとして、また目をそらした。
まさか……//
「こっちから食べていいん?//」
私も少し赤くなりながら、端をくわえて、もぐもぐと食べた。