メモ2*2

□余韻
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僕は彼を見た日から、彼を忘れることができずにいる。



ヘイリー・ハーツ…。


彼と知り合ったのは、エキシビジョンの時。

ダンスは決して上手とは言えないが、彼の瞳にはダンスに真っ直ぐな心が表れ出ていた。




エキシビジョンで倒れた女性を助けようとする姿勢や彼のきちんとしたスーツ姿…彼女を病院まで運ぶ車の中で、僕の心は何か違う熱い気持ちを持ちはじめていた。



愛車のスポーツカーは、バーバラしか乗せられなかったため、後で落ち合うために何気なく彼の電話番号を聞いた。


彼が、僕にダンスを習いたいといってくれたらいい。


そんなことを思った…。
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