メモ2*2
□おっきくなぁれ!
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私が、ソファに座るゆうひさんにちょっとぶりっこした声で言ってみる。
「ねぇ、ダーリン?」
「……。」
ゆうひさんは、一瞬私を見て、無言で立ち上がって部屋から出ていこうとしたから、慌ててとめる。
「あ、あー!待って!待ってください!」
「あ、なにえりたん壊れてなかったの?」
振り返ったゆうひさんは、平然とした声で言われた。
「壊れてないですよぉ〜。」
「私は、ラムちゃんにでもなったのかと思ったよ。」
ゆうひさんは笑っていった。
「ラムちゃんって…古っ!」
「そう?」
「でも、なんで部屋から出ていこうとするねん?!」
「だって、ラムちゃんになったなら、虎柄のビキニが必要かなと思って…」
ゆうひさんの思考回路についていけず、止まってしまう。
「へ…」
「でも、よくよく考えたら、虎柄のビキニなんて売ってないよね、今時。」
この人は、現実主義なのか、なんなのかたまにわからない。
私よりももしかしたら、ぶっ飛んでいるかもしれない。
「…そうですね〜って、当たり前ですよ。」
私はとにかく突っ込むしか出来なかった。
「っていうか、えりたんにビキニ着せても面白くないか…」
ゆうひさんは、真面目な顔をしながらそう言った。
「なんでやねん!」
「だって、胸に入れるもんないじゃん。」
「そりゃそうですけどっ…って失礼な!」
私がそう言ったら、彼女が私の胸を見ながら言った。
「これでも頑張って揉んでるつもりなんだけどね…、持ち主同様素直じゃないからさ…」
「っ…//」
「やっぱり揉みが足りないのかな…」
「そ、そういうことじゃ…//」
「え?だって、私が我慢できなくなっちゃうからさ…このちっさい胸だけじゃ、ふふっ」
ゆうひさんの話がいつの間にか夜の話になっていて、私が話を立てなおうそうとする。
「あの、だから、話ずれてません?」
わたしがそう言うと、彼女の手が私の胸に触って、服の上から撫でてくる。
「そう?」
「はい…それに…って、この手はなんですか、この手は!//」
私は、その手を掴むとゆうひさんはニヤニヤしながら言う。
「ん?今日は、いっぱい揉んであげようかなって…」
そう言ったゆうひさんが、私がさっきまで掴んでいたはずの手で、私の腕をとって、引き寄せてキスをした。
「えっ…んっ//」