看病される キャラクター編
□症状 風邪 ジョー→ルカ
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それは少しの変化だった。
いつもなら完食するハカセの食事を半分ぐらい残しただけ。
『今日は気分ではない。』
そう答えたのはジョーだった。
誰も気にしていなかった。
ルカを除いて。
深夜、ルカはゴーカイガレオンの外に出て星を見ていた。
時々星を見て自らの集中力を高めているのだ。
星は空一面に輝いている。
吸い込まれそうなほどの星空を
眺めるルカ。
ピュウッ。
『さむっ!早く戻ろ。』
いくら星を見るのが好きでも寒さには耐えられないのでルカは足早にガレオンに戻った。
ガサッ。
突然した物音にルカは警戒しながら物音のする場所に向かった。
『電気、電気、』
ルカが電気をつけようとスイッチに手を伸ばす。
『ヒャアッ!』
『うわっ!』
何者かと手が重なりルカは妙な声を発してしまった。