星空の下で

□星空の下で
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「リン」

「っ・・・誰?」

「リン」

「誰なの??」

気づけば私は暗闇の中に立っていた。
そして、ひたすらに誰かが私を呼ぶ。

「リン・・すまない・・本当に悪かった・・・俺のせいで・・・」

「誰なの??なんで謝るの??」

誰なのかわからない、けど、どこか聞いたことがある。なぜか、すごく安心する声。

「うっ・・なんで・・」

どうしてなのだろう、涙があふれてくる。

「リン・・どうか・・俺・・を・わす・・れな・・い・・で・・」

「いやっ!いっちゃダメ!!行かないで!!」

必死に誰なのかわからないその声のする方へ私は叫んだ。
ガタン!!

「っ!!」

私はびっくりして勢いよく飛び起きた。
どうやら、今の物音は机の上に置いてあった目覚まし時計が落ちた音のようだ。

「なんだ・・・びっくりしt・・あれ?」

なぜか枕が濡れていた。
ゆっくりと目の方に手をもっていくとなぜか濡れている自分の目。

「なんで・・泣いてるんだろう??」

ドンドンドンドンッ!!

「わっ!!」

びっくりしすぎてベットから落ちてしまった。

「痛ーーーーーいっ!!」

ドンドンドンドンッ!!

まだドアをたたく音がする。

「もう・・・誰??」

「リンーー早くしないと遅れちゃうよーー!!」

「なんだサクラか・・うんちょっと待ってて」

「わかった、5秒待ってあげるよ!!
それでも出てこなかったら、家の中はいるからね!!」

「えっ!?5秒!?」

さすがに、5秒は無理だろ・・・

「いーーーち・・にーーーー・・・」

「ちょっ!!えっ!!待って!!」

急いで私はアカデミーに行く支度をする。
が・・さすがに5秒無理で・・

「ごーーーー!!突入!!」

ガチャ

「・・・・・・」

「・・・・・・」

「・・・・・・」

見られた・・・着替える途中であけられた・・
しかもなぜか、ドアを開けたサクラの後ろにサスケ立っていた。

「いっ・・いやぁぁーーーーーーーー!!!」

「わーーー!!ごめん!!リン!!」

「っ・・・//」



今日は、最悪な日だ
 

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