青色の風

□お家へ
1ページ/4ページ



「じゃぁ、行ってくるなリン・・・」



「うん・・・すぐ帰ってきてぇ・」グスン)



「あぁ、すぐ帰ってくる!!」


そういってお兄ちゃんはわたしを抱きしめた。




「おにいちゃぁぁん!!」



「泣くなよ、リン・・・・」



「うわあぁぁぁぁん!!
お兄じゃんだっでぇ、・・グスン・・泣いてるじゃぁぁぁん!!」




「リンが泣くからだろぉぉぉぉ!!・・グスン・・泣くなよぉぉぉ!!」




二人は思いっきり抱きしめて泣き始めた。



「シュルセル・・・いい年して恥ずかしくないのか・・・・・・
その泣き方はないだろう・・・・」



「うるさいぞぉぉぉ!!・・グスン・・こんのっ・・ヅラヴィン!!・・ロリコン!!」




「っ!!私はロリコンでもなければヅラでもない!」



「うわぁぁぁぁぁ・・ぁぁぁアハハッ・・ハハッ」



「リン、泣きながら笑うな・・」


泣きながら笑ったらリヴァイさんに言われてしまった。
だって、ものすごく悲しいけど、面白いんだもん。仕方ないじゃん。



「リンーーーーーーーーーーーーーーー!!!」



「おにいちゃぁぁーーーーーーーん!!!!!」




「はぁ、・・まったく・・・」





「・・・・(羨ましい・・・)」




しばらく、この二人はずっと、泣き続けていた。





「うわぁぁぁぁん!!」







「リンーーーーー!!」






















______________
_____________________
____________________________


「・・・・・・・おい、いい加減泣いてんじゃねーよ・・・」




「確かにな・・・・あれから何分経ったことか・・・・よくこんなに、涙が出るな・・・・」






「うわぁぁぁぁん!!・・お兄じゃぁぁぁん!!」




「うぅっ・・・リンーーー!!」






「もうやめろ・・・話が進まねー・・・」








「うわーーーーーーーーーん!!」
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ