Novel2

□夢の続き?
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「千代子」





「ん?なーに京くん」






キッチンで料理する千代子に後ろから抱きつく。





「危ないから座っててよ」





「僕に何か言うことないの?」





「へっ?」






間抜けな顔も可愛いな。



「ななんのこと、かな?」




「嘘ついても無駄だよ?
だって…
男の匂いがするんだ。」



「男の…匂い?何それ」




わかってないみたいだね。


ってことは浮気路線はハズレか。




まぁ、千代子が浮気してたらその相手を地獄へ送り、千代子を閉じ込めて出られなくするだけだしね。





「あれかな、担当してた医者が男性だからかな」





「千代子病院いったのか?」





しまった、と顔に書いてる。




わかりやすいな…本当に可愛いなー。




「風邪?最近気分悪いもんね。」



「あ、あのね。京くんにはなさないといけないことがあるの」






「別れ話なら受け入れないよ」



「ち、違う!わ、私ね…」


そんないいにくいことなの?




「妊娠…してるの」


え?ほ、ほんとなのか?



「う、うん」

と可愛く頭を縦にふる千代子。





ありがとう千代子僕幸せだよ...






ーピピピ






「お兄ちゃん!起きてください」





え?




目を開けると桃がいて...え?!





「お兄ちゃん、早くしたくしないと遅れますよ!」






嘘...。



夢オチ ...か。





嘘かよ...。

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