マアト・ラーの秘密の小部屋
□マアト・ラーの秘密の小部屋 3 酖溺
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虚ろな目でセベクを見上げているアキラの、焦点の合っていない目は、実は何も映していない。
セベクは余韻を愉しむかのようにキ頭を腸壁に擦り付けている。
己が子種を塗り込めるように、ヌルヌル、クチャクチャと掻き回す。
「アキラ……好きだ。」
耳元で囁いても反応はない。
セベクは己の剛直で、アキラをイかせた事に満足感を感じている。
臍の辺りに飛んだアキラの白蜜を舌で嘗めとる。
だらだらと花芯を伝う先走りの液も嘗め、パイパンのワレメを目で堪能してセベクは感動していた。
両の性の証を持って、もし受胎可能なら……
我ら、有鱗の輩は不可能だろうが、もとより仔を孕む種の、あ奴らは……
あとから、あとから滴る愛液を再び啜り、アキラの女膣に挿入る。
『アキラ……今までに味わった事のない快楽を与えてやる……
今までの絶頂が子供の遊びほどに感じられる快楽を。』
常のように激しく突き込んだりしない。
ゆっくり、ゆっくり女膣を進んで行った。
「はっ……あっ……あ…… 」
それだけで喘ぎ声が漏れる。
セベクの剛直が半分も入らないうちに、奥に突き当たってしまった。
アキラの脚を肩に抱え、上体を倒す。
そのまま優しく、優しく奥を探ってアキラの身の内の奥の宮を探す。
コツンとキ頭に何かが当たりセベクはそこを捏ねるようにして刺激した。
抽挿はしない。
スライドさせるように優しく押しているとふいにアキラがピクリと震えた。
「あああああーーーっ！ 」
ボル○オのツボに入ったようだ。
セベクのキ頭も嵌り込んでいる。
そして、そこからが長かった。
アキラの女性器が男を迎え入れるのは今日が初めて。
回数にしてこれが二回目だ。
まず十分にボル○オでイく事を繰り返さなくてはならない。
アキラの脚を降ろして、楽な姿勢をとらせてアキラに口づけたり舌を這わせながら腰を揺らす。
「アキラ……すきだ……愛してる…… 」
優しい手つきで頬に触れて、こめかみに口づけを落とす。
緩やかなまぐわいが生む、穏やかな絶頂が
続いてアキラの身体はトロトロになる。
大きな手がアキラの身体の感じるトコロを、セベク自らが開発した解りきるほど解る場所を這い回った。
「セベク……セベクぅ…… 」
ポロポロと涙を溢してセベクを求める。
「ちゅーして…… 」
セベクがクスリと笑った。
「いくらでも。
お前が求めるだけしてやるよ。」
重ねられた唇がアキラを食む。
穏やかに腰を揺らし、押しつけるだけの抽挿を繰り返してアキラを啼かす。
ボル○オは柔らかくほぐれてきていて、アキラの感度も上がってきていた。
ヒクリ、ヒクリと小痙攣することが増えてきている。
「セベクぅ……すき……だいすき…… 」
睦言を紡いだ瞬間。
「ウワァーーーーっ‼︎ 」
突然叫びだし、仰け反って痙攣する。
セベクの剛直が入り込んだというより、あちらに包み込まれたという感触だった。
柔らかくて伸縮性のある奥宮がキ頭の括れより先を咥え込んでいる。
ウテ○スに到達したセベクの剛直が、昨夜セテフが注ぎ込んだ子種を押し出している。
括れを絞り込まれて大きな動きは出来ないが、緩慢な抽挿でほぼすべてを子宮外に排出した。
「あああーーーっ！ああーー！ 」
身体を小刻みに震わせて叫ぶアキラ。
セベクは鈴口を子宮底に押しつけて一度目の逐情を果たした。
セベクにとってウテ○スセッ○スは初めてではないが、これまでの誰よりもイイ。
後膣もそうだが、アキラのソコは雄の為にあるように感じる。
ゆらゆらと揺れて凹と凸を擦り合わせて、動きこそは穏やかだがふたりともがイき続ける情交。
飲まず食わずでは、セベクはともかくアキラの方に限界が訪れる。
意識を失ったアキラのウテ○スを暫く味わった後、セベクは己を引き抜いた。
今だ、緩むことなく締め付けていたソコは、セベクが出て行く時に引き留める動きをする。
苦労して引き抜いたセベクはそのままアキラの後膣に剛直を突き込む。
実はセベクは焦れていた。
ウテ○スは、最高の快楽は感じられる。
だが、獣の嗜虐性は満足出来ない。
己で突き込んで蹂躙する愉悦。
それが堪らない。
セベクがアキラの身体から離れたのは日暮れの頃だった。
「お前ら、ちい姫を殺す気か⁈ 」
いつもは温厚なデンウェンには珍しく、声を荒げて怒っている。
腹痛を訴えて目覚めたアキラは発熱もしていて、すぐにクヌムが呼ばれた。
アビスも駐屯地から帰宅し、デンウェンも戻って来た。
そこで、アキラの身体の秘密が明かされる。
皆、驚愕したがそれよりもセテフとセベクがヤった事、特にセベクの行動にデンウェンがキレた。
「アキラ……具合はどうだ？ 」
アビスが冷たい布でアキラの汗を拭ってやっている。
だが、腹の中では『次は俺だな。』とほくそ笑んでいた。
To be continued……