悪女と言われて

□1章
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バツ1…子持ち…30歳、腐れ縁の彼氏有…
夢はマイホーム…そんな私の名前は鈴木美紀

離婚後…一流企業にて派遣社員として
勤めて5年…リーマンショックの影響で
派遣の契約が突如切られた…

その後…転職し社員になったものの…
給料が減り生活が苦しくなった。
それもそのはず…
派遣での手取りの給料は27万円

それに引き換え
正社員での給料は手取り16万円にも
満たなかった…

女手一つで子供を育ていく…
またマイホーム購入の夢の為…
貯金がほしい…
腐れ縁の一成は役に立たない…

自分でなんとかするしかない…と思い
勇気を出してサブ携帯を手に取った


早口で忙しない感じの女の人が携帯に出た
「はい、シュガです」

「あの…求人サイトをみて電話させて頂いたのですが…」

忙しない感じで
「年齢は?」


「30歳になります」

「では…7/20に面接に来てください」


私は
短時間で高収入の副業として
キャバクラの面接に応募した

30歳バツイチでも…
働ける自信はあった

見た目は年齢より若く見え…
容姿も男性ウケする顔…
スタイルも
身長155p
体重42`
バストDカップ
と子供を産んだ体には見えない
スタイルだったから

若い子には負けない
人生経験からくる包容力…知性…
を生かして真剣に働いたら
その店のNo1になる自信さえあった

だけど…真剣は働くつもりはなかった
ただ…その時間席について笑ってお金
もらえればいいと思っていた

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