低級ノルウェー語講座

□低級ノルウェー語講座(改訂版)

leksjon 8 
性へのい・ざ・な・い(恥)



ノルウェー語の名詞には男性、女性、中性の三つの性が存在します

男の子 gutt(男性名詞)
女の子 pike(女性名詞)
子供  barn(中性名詞)

というのは分かり易いですが

鉛筆 blyant (男性名詞)
本  bok   (女性名詞)
紙  papir  (中性名詞)

となると「どうして?」と言いたくなりますね
このように名詞の性には絶対的な法則がある訳ではありません

勿論、名詞そのものが性別を表している場合はそれに準じます

父  far (男性名詞)
母  mor (女性名詞)

ある程度の傾向もありますが、やはり絶対的なものではないので一つ一つ覚えるしかありません(苦笑)
それほど心配しなくても、不思議なものでノルウェー語をある程度使っている内に、何となく区別ができるようになります(……多分)



この性の区別が必要になるのは定形にする場合、或いはその名詞が修飾される場合です

leksjon2の復習を思い出してください
`pike´が`pika´になっていましたね
これが定形です
「(他の誰でもない)少女」という意味合いになります

では色々な単語を定形にしてみましょう

gutt→gutten
far→faren
blyant→blyanten
pike→pika
mor→mora
bok→boka
barn→barnet
papir→papiret

お分かりですね?
語尾が男性名詞では`-en´(不定形が`-e´で終わる単語は`-n´を、それ以外の単語では`-en´を付ける)、女性名詞は`-a´(不定形が`-e´で終わる単語は!-e´を`-a´に変えて、それ以外の単語にはそのまま`-a´を付ける)、中性名詞では`-et´(不定形が`-e´で終わる単語には`-t´を、それ以外の単語には`-et´を付ける)になるようにすれば良いのです

とは言え、日本語では定形や不定形が問題になることがないので、どう使い分けていいのかあまりピンと来ない方もあるのではないでしょうか
オイラもよく分かりません(大笑)
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