低級ノルウェー語講座
□低級ノルウェー語講座(改訂版)
leksjon14
文・文・文 蜂が飛ぶ
簡単な文を作ってみましょう
私は歩く
これをノルウェー語にできますか?
単語が分からない人は日諾辞典を参照にしてください
では解答を発表します
Jeg går.
簡単ですね
現在形の`-r´を忘れずに付けられましたか?
勿論、丁寧に
Jeg går til fot.
でも良いですよ
この調子で次に行ってみましょう
彼女は歌った
余裕ですよね
すぐに解答をしましょう
良いですか?
Hun sang.
きちんと過去形で答えられましたか?
では「彼女」をちょっと具体的にしましょうか
小さな少女が歌った
「小さな少女」は偶然目にした見知らぬ少女ですよ(笑)
はい、大丈夫ですね
Liten jente sang.
`jente´は`pike´でも良いです
主語と述語だけではつまらないですね
目的語を加えましょう
彼は白い車を買った
というのはどうですか
大して難しくはないですね
Han kjøpte en hvit bil.
目的語を2つにしましょう
彼が私に本を3冊くれた
「くれる」が分からないなんて言わないでくださいよ
「与える」を使えば良いのです
Han gav meg tre bøker.
尚、別の機会に話すかも知れませんが、ノルウェー語では間接目的語と直接目的語の順番が入れ替わることがあります
例えば上の文では「くれた」の直接目的語「3冊の本」の前に間接目的語「私」があります
これは英語で書いても同じですね
He gave me three books.
ではこの続きとして
私はそれらを健に売った
という文章を考えてみましょう(随分非道な話ですが)
英語では
I sold Ken them.
となりますね
やはり直接目的語の前に間接目的語があります
しかしノルウェー語では直接目的語が代名詞になると前置詞を使って間接目的語を後に置くのが好まれます(英語でも`it´が最後になる場合は特に`to´を使って前後を入れ換える)
Jeg solgte de til Ken.
好まれるというだけで
Jeg solgte Ken de.
と言っても間違いではありませんが……まあ、とりあえず気にしなくても良いです(笑)
では本を転売したついでに
健はそれらの本を高く買った
と言ってみましょう
「値段が高い」は`dyr´と言います
さあ、できますか?
解答です
Ken kjøpte bøkene dyrt.
`dyr´を「高く」と副詞にできましたか?
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