立海

□テスト勉強
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「たるんどる!」

と真田の声がテニスコートに響いていた。

そして今回怒られているのは、

「真田副部長、怖いっすよ」
「そうですよ、真田先輩。」

赤也と華菜。
原因は、真田が手に持っている2枚の紙。
その紙は…
英語のテスト(中間)

「立海のテニス部として、この点数は恥ずかしくないのか!」

赤也10点
華菜15点

ちなみに平均は60点

「できないから、しょうがないですよ。」

華菜はもう諦めている。
赤也は何も言わない。

「今日から部活後に勉強みて…」
「「えーー」」
「いやなのか?」
「「いえっ!」」

こうして部活後に勉強会になったのだが…

「あの…」
「なんだ」
「なんで幸村先輩と柳先輩まで…」

華菜の見ている先には幸村が。
それと、柳もいる。
赤也も華菜も真田だけでいやなのに3人になると
怖くて仕方ない。

「そんなこと気にしないで、早くやったらどうだ。家ではやらないんだろ」
「………」

ちなみに、赤也と華菜は双子である。
真田の言うとおり家に帰ったら、この2人勉強なんてしない。
ゲームを始める。
去年の夏休みは三強の3人に監視されながら部活の後に宿題をやったくらいだ。

「わたし、用事が…」
「ほぅ…」
「ないです。」


その後1週間この勉強会?が続いた
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