□ Happy birthday
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「ハッピーバースデイ!」

今日は財前の誕生日。
部活が終わった後に財前の誕生日会を行っていた。

「おおきに」
「財前、もう少し喜んでもいいんやで」
「うっさいすわ」

そういいながらも少し笑っている財前。
今日のためにみんなでいろいろ準備したのだ。

「じゃあ最初にワタシたちが漫才やるわよ」
「ひかるーのために考えたんだから、ちゃんとみるんやで!」
「はいはい。わかっとりますよ」

そして小春ユウジの漫才が始まった。
その後になぜか白石と謙也で漫才やったがそれは酷かった…
なんと言ったらいいのかわからないくらい。

「ん〜エクスタシー」
「もう面白くないっすよ」
「そんなことより、はよケーキ食べたいで!ワイもうお腹ペコペコや!」
「せ…せやな…食べよか。」

白石はなぜかしょんぼりしている。
まあ、何日も前から考えていたらしいし…
ケーキにろうそくをさし、火をつけた。
きちんとオサムちゃんに許可はとっています。
部長である白石が財前の前に持っていった。
部室の電気をけして……
歌った。

ハッピーバースデー、トューユー
ハッピーバースデー、トューユー
ハッピーバースデー、ディア 財前(光)
ハッピーバースデー、トューユー

ろうそくを消して部室が真っ暗になったと同時に

パーーン

とクラッカーの音が鳴り響いた。



部員からの誕生日プレゼントはほとんどがぜんざいの缶だった。



おしまい

→あとがき
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