おりまに(過去&未来)

□真庭 影女の場合
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真庭妖組(詳しくはツイッターで調べてください)
彼女は妖組所属の忍だった。

「眠い。」

布団からでない1人の少女。
その名は真庭 影女。
彼女の一日は忍者とは正反対だった。

「弟よ起きろ」

彼女の近くには誇りの塊のようなものが浮いていた。
それには目と口がある。
ちょっとかわいい存在のもふふ。
本当の名前をもふふの前で言うと後悔することになる。

「いやだ。無理。夜は無理」

影女は布団から出てこない。
彼女は夜が苦手なのだ。
それは彼女の忍法のせいでもあるが…

「われがご飯を食べるためには、弟に働いてもらう必要があるのだ。」
「じゃあそのまま飢えてしまえ」
「ひどい」

もふふは泣きながら空を漂う。
その様子を布団にもぐったまま影女は見ている。
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