四天宝寺

□愛されて
1ページ/6ページ

小6の卒業式

「謙也くん、用事ってなに?」

華菜は謙也に呼び出されて桜の木の下にいた。

「えっとな…実は……お…俺…、華菜のことが…す……好きなんや!
せやから、付き合うて……ほしいんや…」
「いいよ。わたしも謙也くんのこと好きだし。」
「ホンマに!」
「うん。」
「わーい。ありがとな!華菜大好きや!」

謙也は華菜に飛びついた。

それから3年後

華菜が部室で部誌を書いていると白石が来た。

「華菜ちょっといいか?」

華菜は書くのをやめて白石を見た。

「白石君なに?」
「実は一緒に遊園地に行きたいんや!」

白石はチケットを見せた。

「いいよ。」
「ありがとな!」

バン!
扉を開けて謙也が入ってきた。

「白石!なに俺の彼女をデートに誘ってるんや!」

謙也は2人の間に入った。

「えー別にええやろ、今の華菜の彼氏さん。」
「今のってなんや!…それより、華菜の彼氏は誰や?」
「謙也!」
華菜は即答した。
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ