立海

□ポッキーゲーム☆
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「なあ華菜ポッキー持ってないか?」
「ポッキー?」

華菜は自分のバッグの中を見た。
あめやチョコばっかりでポッキーはない。

「ごめん持ってないや」
「ふーん、そっか。なら俺のでいいや」

丸井はどこからかポッキーの箱を出した。
マジシャンですかこの人…
というか、持ってるならなぜ聞いた……

「これでポッキーゲームしないか?」
「なんで?」
「今日が11月11日だから」

確かに今日は11月11日。
それでポッキーの日だけど。
えーーー
華菜は時計を見た。
もう部活が始まる。
このままだと丸井は真田に怒られてしまう。

「それだけで…やるなら部活終わったあとね」
「いや、部活が終わった後だとボロボロになるから今すぐが……」
「真田に怒られるよ」
「怒られるなら華菜も一緒だぜぃ」
「わたし関係ない」
「マネージャーだろ」

華菜は男子テニス部のマネージャー。

「そうですね。じゃあいまやりますよ」

丸井からポッキーの箱を取った。
そして箱を開け中から袋をだした。
袋を破り中から1本とる。

「わたしはくわえてればいい?」
「別にそれでもいいけどよ」
「じゃあそれでいいね」

華菜はポッキーをくわえた。
すると丸井は反対側から食べ始めた。
恥ずかしくなってきて目を閉じる。
すると周りは真っ暗に。
でもなんかわかる。

チュ・・・

リップがして丸井はすぐに離れた。
華菜はゆっくり目を開ける。

「たまにはこれもいいな」
「……」
「さてと、部活に行くか」

丸井と華菜は部活に向かった。
しかし遅刻扱いになり

「丸井、なぜ遅れた?」
「華菜とポッキーゲームしたからだぜぃ」
「たるんどる!!」

この後2人は怒られたとさ

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