氷帝

□一筋の光
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華菜は鎖につながれ、暗い部屋にいた。
この部屋には出口はない。
そして、入口もない。
ここにどうやって入ったのか分からない。
だから、どうやって出るのかも、分からない。
この部屋には侑士もいる。
侑士はずっと華菜をみていた。
なぜか、侑士だとわかった。
ずっと…もういつからか分からないくらい前から華菜のことを見ている。

1つだけ分かることがあった。
それは……
侑士も、私も、生きていないということ…
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