氷帝

□いつまでも………
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「ねえ、みんな!!」

わたしは大声で叫んだ。
しかし

「華菜さん、うるさいだけですよ。」

日吉に冷たい目で見られ。
日吉以外の人は無視をした。
200人近くでわたしのことをいじめる気かひどい。

「みんな無視するし、わたしのことなんてどうでもいいのかな。」

華菜は最近そう思わずにはいられない。
前まではみんな話をしてくれたし、話を聞いてくれた。
なのにある日を境に一気になくなった。

放課後………

華菜は帰宅途中の日吉を見つけた。

「あっ!日吉!!」

背後から呼んで抱き着こうとしたのだが、バレていたようでよけられてしまい。
派手に転んだ。

「いたた……日吉ひどい!!」
「俺に何の用ですか?」

話を変えられた。
でも、それが目的だった。

「ねえ。なんでみんな私のことを無視するの?」
「自覚していないんですか?」

日吉はかなり驚いている。
わたしそんなに酷いことしたのかな?

「うん。」
「はぁ…そうですよね。分かってたらここにいないですしね」
「えっ……なにそれ!?」

いない!?
えっ、ちょっとなんで!?
なにそれ………

「申し訳ないんですが、続きは俺の家でもいいですか?」
「いいけど……」

日吉の家に行くまで必死に考えた。
けど、全然思いつかない。
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