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□Happy birthday to you !!
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「おーい、財前〜華菜〜」
白石が遠くから2人を呼んだ。
2人は白石のところに走っていった。
「なんすか?変態部長?」
「一言多いんちゃう?ちゅーか変態やないわ」
「早く言ってください。用あんでしょ?」
「お…おぅ…」
白石は一呼吸おき話し始めた。
「たんな、今日はこのあと肉々園行くんや。
あ、スイカ割りちゃうよ?
オサムちゃんが肉おごってくれるんや。強制やで」
「パスします」
「は!?」
白石はどこから出たかわからない驚きの声を上げた。
「なんでや!?」
「俺、行くとこあるんで。華菜もパスっすよ?」
「え!?ホンマに!?」
白石は華菜を見た。
「えー肉食べたいなー。しかもおごりでしょ?
行こうよ光!楽しそうだし!ね?」
「え…まあええわ。その代わり部長、ぜんざいおごってくださいよ」
「はぁ…まあええわ」
こうして部員(レギュラー陣)とオサムちゃんと華菜で
肉々園で夕食を食べることが決定した。