立海

□プール
2ページ/2ページ

しばらくしてどこからか水鉄砲を持ってきて、遊び始めた。
真田は幸村と話している。
柳はデータの整理などしているようだ。
ほかのメンバーは遊んでいる。
仁王なんて逃げようとしたが捕まった。

「華菜は入んねーの?」

赤也が華菜に話しかけてきた。

「今日はいいかなー」
「あんなに楽しみにしてたのに?」
「バカ也!そんなこと言わんでいいわ!」
「バカだと!?」

ビシャ――

赤也が手に持っていた水鉄砲で華菜を撃った。

「赤也…やったな!」
「どうせ入ってこれないだろ?」
「そうですか、じゃあはいってやりますよ!」

華菜は制服を脱ぎ始めた。
制服の下にはスクール水着。
そして華菜はYシャツとスカートをプールサイドに置いた。
それからプールに入った。

「赤也あとで幸村に殺されるぜよ」
「そうですね」

赤也はまだ気付いていないけど幸村が見ている。
その視線には普通ではないほどの怒気を帯びている。
そして赤也と華菜はこのことに気付いていない。

「赤也!水鉄砲持ってるなんて卑怯だよ!」
「なら、奪い取ればいいっすよ」
「絶対とってやるもん!」

現在も…2人で追いかけっこ中。

「真田、あれをとめてくれるかな?」
「あ…ああ。」

これ以上ほっとけないしな。

「とまれ!赤也!」
「なんすか真田副部長!?」

赤也の動きが止まった。
そしてその時幸村の視線に気付いた。
やばっ…

「取れた!」

この隙に華菜は水鉄砲を取った。

「赤也どうしたの?」
「………」

赤也の見ている先を見た。
真田と幸村がいる。
幸村のさっきまであった怒気はなくなっている。
ニコニコしている。
それが華菜以外の人は怖いと思った。

「華菜、そろそろあがってきな」
「はーい」
「みんなもプールからでてジャージに着替えようか。赤也とはこの後一緒に話しでもしようかな」

この後赤也に何があったかは別の話で…
ちなみにテニス部員全員校庭100周することになったのだった。
前へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ