Long Story
□まさかの失敗!?
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晴れ晴れと気持ちの良い晴天の日で、丁度休憩がてらにブラブラと散歩をしていた。
進行方向の前方にこの国で有名な毒女のあの方を見付けた俺は、相手にバレないようにUターンをしようとしていた。
「あら、陛下じゃありませんか」
――見事に見付かってしまった
身の危険を感じた俺は、アニシナさんに別れを告げてその場を去ろうとした‥‥
「そういえば、先日陛下が言っていた“ゲテェモン”でしたか?その道具を開発することに成功しました」
「アニシナさん、ゲテェモンじゃないから!!確かにモンの部分は合ってるけど…あの青がトレードマークの某人気キャラクターで地球では人気だよ!」
「そんなのどうでも良いですが、実際の物は見てないので陛下にご確認して欲しいのですが…」
道具?
凄い興味が惹かれる。
とりあえず、何の道具か聞いてみることにした。
「因みに何を作ったんですか??」
「よくぞ聞いてくれました!次元を自由に行き来出来るという“たいむまっしーんくん”です」
タイムマシン…
現実に復元の可能性は、地球にはないだろう。
でも、アニシナさんとなれば話は別だ。
その時、物凄く興味を駆られた俺は後のことを考えずにアニシナさんの研究所に行ってしまったのだった。