ガールズラブ 2

□無題
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腐れ縁の智也から連絡があった

大学時代のサークルの仲間で雑誌編集社に務めている

「モデル、お願い!」

聞けば最近人気が出始めたブランドの洋服の紹介を特集ページで任されたらしい
そのモデルの調達をして欲しいと頼んで来た

私が芸能プロダクションに務めているから

「うちはモデルは扱ってないの」

雑誌のモデルに出せるような子はいない事もない
でもそんな大きなプロダクションではないし、雑誌の特集ページを飾れるような売れっ子と言い張れる子も居ないのが現実

「無茶振りだってわかってる!わかってるけど、俺を男にしてくれ!やっと巡って来たチャンスなの」

「それはわかった でもねぇ...」

力になって上げたいけど、こればっかりは無理

 
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