ガールズラブ 2

□響と薫 余談
1ページ/22ページ



薫とやっと気持ちが繋がった夜


いっぱいキスをしてイチャイチャした


諦め切れなくて
でも告白する勇気も持てなくて

8年もの間想い続けていた人だから

会うと気持ちが溢れちゃいそうで
辛くなりそうで
一年に一回開かれる同窓会でしか会わなかった

でもやっぱり繋がっては居たくて、元気?とか、雑誌買ったよとか
他愛もない事をLINEしてた

友達では居られなくなるとか言うより、繋がりが無くなるのが怖くて

薫は優しいから、告白しても友達では居られたかも知れないけど
私が薫に気を使わせるのがイヤだったから

同性愛者だと、薄々は自分で気が付いて居たけれど
それを確信したのが、薫を好きになった時だった

高校生にして、ずっと一緒に居たいと思った相手

その為には、恋人として付き合うよりは友達として付き合う方が実現出来ると思う
恋人になって、いつか別れて疎遠になるくらいなら...

そう思った事も何度もあった

でも今は、凄く...凄く、幸せ

本当に凄く凄く嬉しい

 
次へ
前の章へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ