リヴァエレ本

□リーマンたちの逆襲 エレン総受け
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「あ、やだああっ」
背後からのしかかるようにして、むき出しの尻に太いものが押しつけられる。
それはいつだったかその男が語ったように、普段含まされているバイブや人工ペニスよりも『ずっと太くて大きくて熱い』ものだった。
逃げをうってみても、男の大きな手でがっしりと腰を掴まれ叶わない。
まるで楔を打つように、ケツのナカを暴かれていく。
「いやっ!やだ、クマイさんっ!」
引き戻される力に抗い床を蹴り、爪を立ててひっかく。
「こういうときに他の男の名を呼ぶのはやめた方がいい。煽るだけだからね」
そうして容赦なく突き込み、そのでかい鬼頭部を押し入れられた。
それまでバイブで慣らされていたとはいえ、二回り以上も大きな鬼頭部に涙がにじむ。
「イッ!…う…くっ……、てめえ…マジで、コロス…!」
その男を渾身の力で睨みつけるが、楽しそうに見下ろすその男は笑みを深くしただけだった。
一番でかい部分を飲み込んだケツはその先を抵抗なくずぶずぶと飲み込んでいくが、鬼頭で狭い腸壁を押し開かれて苦しい。
しかも張り出したカリ部分がいいところを擦り上げていくものだから、そのたびに体を支える腕が震えた。

「…ふ、…ぅっ、…んぅっ!…ふう…ん、…ッン」
必死に声をかみ殺しても、圧迫により押し出される吐息はどうにもならない。
挿れられることに慣れたケツは苦しさよりも快感を覚え、その吐息が色づいていくのも止められなかった。
背後の男のものをぎゅうぎゅうと締めつける自分の浅ましさに涙が零れる。
「すごいね、ナカのうねりはわざと?それとも無意識に喜んでくれているのかな?」
とても気持ちがいいよ。
そう耳元にこぼす男は、俺の涙に気づいてる。
同じようにぽたぽたと先走りを垂らす、勃ち上がった性器にも。
こんなのでイきたくない、そう思うのに、太いもので蹂躙されるそこは俺の意思とは無関係に蕩けていく。
「ほら、全部入ったよ。ずいぶんとひろがったね」
そう言って根元まで飲み込む尻の穴をなぞられた。
「さわんな、変態っ」
毒づき、その腕を取り制止するが、そのまま先端で奥をぐりぐりされて腰が蕩けた。
「ふあぁ、あっ」
「かわいい声も出るじゃないか」
「…けんな、誰、がっ」
「……苛め方は、いろいろあるんだよ?」
ずるずると引きずり出された陰茎を、一度大きく前立腺を擦って、あとは最奥と前立腺の間ギリギリを前後させる。
「は、あ、あ…っ、てめ…っ」
絶妙に性感帯を外された注挿は熱がくすぶって苦しいばかりだ。
「気持ちよくしてほしければ、自分で動くといい。得意だろう?」
「マジで、ぶっ殺してやる…っ!」

「あいかわらずてめえは物騒だなあ」
突然耳に届いた声にびくりとなる。
現れたのはジャンだった。
「その生意気な口は封じておかないとな。噛んだりしたら、わかるよな?」
後ろ髪をぐいと引っ張られ、開いた口に陰茎をねじ込まれる。
「ふぅう、んむ…んっ!」
容赦のない腰つきで喉奥を突かれ、生理的な涙が溢れる。
「うっわすっげーきもちーわ、なにコレ」
「ほどほどに頼むよ」
そう言いながら後ろの男も突き込む速度を増してくる。
「うぅーっ!んっ…うぇっ」
前後の穴をガツガツ突かれ、苦しさにジャンの腹を叩いていると、その手を掴まれた。
「だめじゃないか、この手はこっちを握るためのものだろう?」
勃ちあがる長大な陰茎に手を伸ばさせたのは、あの長身の客だった。
自分の手を上から重ねて握りこみ、自慰の手伝いをさせられる。
残った片手は自分の体を支えるのに必死で、俺は抵抗するすべを失った……




…………最悪だ。
目が覚め、ベッドに起き上がるなり頭を抱えた。
下着は考えたくもないものでべったりと濡れている。
ケータイを見ると、ディスプレイに表示されたのは夜明けまでまだずいぶんと早い時刻だった。
履歴から番号を表示し、呼び出す。
しばらくたって、寝起きの低い声が耳元に届いた。
「…てめえ、今何時だと思ってる…」
「すみません、クマイさん…」



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